“そば刺身”をつまみに出す蕎麦屋 投稿者は「風味とコシをより強く楽しめる」
民俗学の研究者である投稿者は、「私の知る限り、そばの刺身は1980年代頃にできた料理だと思われる」と話す。
■店側はつまみとして用意
そばえもんの担当者によると「そばえもん 大崎店」の開店当時(2018年4月)から、そばの刺身を扱っているという。「本来、お食事用として召し上がられることの多いおそばを、おつまみとして召し上がっていただくためにご用意しました」と話す。
また、「刺身用のおそばは、厚く切ることで食感を、醤油ではなく『かえし』(醤油・砂糖・本みりんを混ぜて作られるそばつゆの基礎となる調味料)でお召し上がりいただくことで、風味をお楽しみいただけるようにしております」と述べた。
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■裏メニューもオススメ
酒徒さんは、「そばえもんの裏メニュー『天ぬき』もオススメ」と話す。天ぬきは、天ぷらそばからそばを抜いたもの。いわば温かいかけつゆに天種が浮かんでいるものだ。メニューには掲載されていないが、海鮮かき揚げや海老天、舞茸天などとそばつゆを組み合わせて楽しむことができる。
「天ぬきは温まるし、だんだんと天ぷらのころもが溶けて味が変わっていくところが、熱かんにあう。裏メニューというのも、酒のみの心をくすぐる」と語った。
なお、そばえもん 青山一丁目店は、12月1日に「北海道蕎麦酒場 そばえもん 青山一丁目店」にリニューアルされる。ここでも自家製そばの刺身が提供される予定だ。
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■そば刺身で〆
この店が気に入ってる理由の一つ。そばの刺し身を〆にして帰る。 pic.twitter.com/TM4UBaSkxi
— 酒徒吉風 (@syutoyoshikaze) November 18, 2021
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)