小栗旬主演『日本沈没−希望のひと−』 最終回は10年ぶりの2時間スペシャル
天海らが新たに対峙するのはアメリカと中国。はたして、日本人総移民の希望を見出すことができるのか。
毎週日曜夜9時から放送中の日曜劇場『日本沈没−希望のひと−』(TBS系)。12月12日の最終回は2時間3分のスペシャル放送となることが決定した。
■危機が迫る中で希望を見いだせるか
1973年に刊行された小松左京による原作『日本沈没』は、刊行後もテレビドラマ化のみならず、漫画・アニメとして語り継がれた作品である。今作は、原作でも描かれていた「環境問題」を、2021年バージョンとして今に照らし合わせて描かれる。
さらに、登場人物がオリジナルキャラクターとなり、2023年の東京を舞台に「沈没」という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描かれた作品となっている。
関連記事:乃木坂46・与田祐希、『日本沈没』で日曜洋画劇場に初出演 居酒屋の看板娘に
■日曜劇場10年ぶりの2時間スペシャル
「日本沈没」という未曾有の危機に立ち向かう姿を描いてきた本作だが、その最終回が、12月12日夜9時から2時間3分スペシャルで放送されることが決定した。
日曜劇場の放送時間としては、2011年1月期放送『冬のサクラ』、2011年4月期放送『JIN−仁−』、2011年10月期放送『南極大陸』以来、10年ぶりの2時間3分スペシャル放送となる。
地上波放送終了後のNetflix世界一斉配信や、初回放送の無料見逃し配信再生数が日曜劇場歴代1位を記録するなど、“日曜劇場”の枠にとらわれずチャレンジをしてきた『日本沈没―希望のひと―』らしいフィナーレを迎えることになる。
関連記事:小栗旬主演『日本沈没−希望のひと−』 吉田鋼太郎が主人公の父・天海衛役で出演
■日本人総移民の希望を見いだせるか
今夜9時からは第7話が放送される。日本沈没の機密情報を漏洩した疑いで田所(香川照之)が連行されたことにより、国家機密として扱われていた日本沈没も里城副総理(石橋蓮司)によって葬られようとしていた。
さらに、天海が頼みの綱としていたジェンキンス教授(モーリー・ロバートソン)も日本沈没を否定し始め、企業の協力も得ることができず天海(小栗旬)は窮地に追い込まれる。
そんな中、天海は椎名(杏)の協力を得ながら田所を陥れた人物を特定しつつあった。そして、すべてが明らかになったとき、世界との駆け引きが始まる。果たして天海たちは日本人総移民の希望を見出すことができるのか。
・合わせて読みたい→ガッツ石松、ドラマ『日本沈没』に出演 漁師役で存在感ある演技
(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)