お会計「まとめて支払う人」はこんなにも損していた… これは許すまじ

「まとめて払う役」はやっぱり損? トラブルを防ぐための対策についても、弁護士に聞いてみた。

2021/11/29 04:15


 

■会計後の態度でサークルに亀裂…

しらべぇ編集部の取材に応じた会社員の20代女性も、「立替え」によるトラブルに巻き込まれた経験があるという。

「サークルのメンバー5人でご飯に行ったとき、最年長のリーダーがまとめてお会計をしてくれました。私を含めた3人はすぐリーダーにお金を返したのですが、ある1人だけすっかり忘れてしまっていた様子で…」。

「その子はお嬢様…というか、少しユニークな感覚の持ち主で、おごってくれて当然だと思っていたようです」と振り返る。

ファミレスのランチ数百円ほどだったため、リーダーもその場ではあまり気にしていない様子だったようだが、「後日、『今度からあの子は呼ばないで』とメールが来ました」という。


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■こうしたトラブルを防ぐには…

弁護士・齋藤健博先生

こうしたトラブルを防ぐには、どうしたら良いのだろうか。齋藤健博弁護士によると、金銭の貸し借りをする場合は「後日お金を貸した・貸さない、の立証が難しいからこそ、お互いのために借用書を作る」ことが多いと説明。

ちょっとした食事代の立替えなどの場合には、「貸した・貸さないが借用書によらずしても明らかにできるのであればよいのです。LINEなどをつかって、記録を残しておく方法」も良いとのこと。

たった数百円で、人間関係に亀裂が入ってしまう場合も。立替えた側も、立替えてもらった側も必ず記録を付けることを習慣づけておくと、万が一の場合にトラブルを防ぐことに繋がるかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香 取材協力/齋藤健博弁護士)

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