出産間近の友人を撲殺し子宮から胎児を… 狂気の女に懲役56年10ヶ月の実刑判決
赤ちゃんを抱き「突然生まれてしまった」と病院に駆け込んだ被告。しかし話のつじつまは合わず、通報された。
自分も赤ちゃんを産み育ててみたい…。そんな理由で出産を間近に控えていた友人を殺害し、子宮から赤ちゃんを抜き取ったブラジルの20代の女。残虐なその事件の裁判が開かれ、重い刑が下されたことを『GloboG1』『NDmais』などの海外メディアが伝えている。
■遺体から抜き取られた胎児
2020年8月27日、ブラジル・サンタカタリーナ州のティジュカスという町にある閉業した陶器工房で、フラヴィア・ゴディーニョ・マフラさんという24歳の女性のむごたらしい遺体が発見された。
マフラさんは妊娠36週と大きなお腹だったが、 遺体の子宮は赤ちゃんを失っており、下半身からの血の海と化していた。
関連記事:真実ならギネス世界記録に認定? 30代女性が帝王切開で10人の子を出産か
■レンガで撲殺のうえナイフで…
マフラさんの遺体は工房の窯に詰め込まれており、司法解剖で脳挫傷と子宮を切開されたことによる窒息死と特定された。この事件で逮捕・起訴されたのは、友人だったロザルバ・マリア・グライム(27)。
「ベビーシャワーを開く」としてマフラさんを誘い出し、レンガを頭に何度も振り下ろして、意識がなくなったところで腹部をナイフで切開。子宮から胎児を抜き取った疑いがもたれていた。