食べ物をシェアするとき　約4割の人がつい不満に思ってしまうことに注意を

■不満に思うわかりやすい理由

しらべぇ編集部が話を聞いた20代女性は、「居酒屋とかではひとつの料理をシェアするのが一般的ですが、そこで他の人のほうがたくさん食べているのを見るとイラッとしますね。こちらはできるだけ均等になるよう気を使っているのに…」とこぼす。

さらに、「その人が『たくさん食べたので、少し多めに払う』と言うのならいいですが、ほとんどの場合は割り勘です。かなり細かいことなので口にはしませんが、不公平に思えます」と語った。

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■子供ができてから変化

子供ができてから考えが変わったという40代女性は、「若い頃は、自分がたくさん食べたいと思っていたかもしれません。しかし今は、なによりも子供にたくさん食べてほしいと思うようになったんです」と話す。

好きなものでさえも子供に多く分け与えるようで、「ケーキを切り分けるときも、自分のものが小さくなっても子供の分を大きめにしています。それだけ、子供の存在が大きいのでしょうね」と強い愛情をのぞかせた。

シェアした食べ物が少ないからといって、わざわざ不満を口にする人は少ないだろう。しかし心の中で苛立っている人がいるかもしれない…と改めて思うと、“取り分ける人”というのも案外大変な役割である。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）