地元密着型の魚屋で「ほぼスーパーで売っていない魚の干物」を買ってみた結果
福島県には美味しい魚がいっぱい!スーパーで流通していない魚の干物を買ってみた結果。
■美しく美味なカナガシラ
カナガシラは高級魚のホウボウに似た魚で、ホウボウよりも身が締まっているため、干物にするとちょうど良い歯ざわりになるのだとか。
焼いてみると赤い皮も鮮やかで美しく、弾力のある身とほんのり甘いみりんのハーモニーが最高。お酒のおつまみにも、ごはんのお供にも最高だ。
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■信じられないぐらいウマいダボギス
お次のダボギスは市場で流通がほとんどないので、多くの人が名前を聞いたことが無いかもしれない。「ギス」とも呼ばれる魚で、かまぼこの材料としては最高級の部類に入る魚である。
身に水分が多い魚なので、干物にすると旨味が凝縮されて最高にウマい。人によってはアジよりもはるかにウマいと絶賛する人もいるだろう。
この干物が旅館の朝食で出てきたら、月1で通いたくなるレベルである。おそらく加工に手間がかかり、それほどの漁獲量が無いため流通しないものと思われるが、非常にもったいなく感じた。
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■福島県には美味しい魚がたくさん
福島県沖で獲れる魚は常磐ものと呼ばれ、獲れる魚の種類も非常に豊富なことで知られている。一般的に知られているアンコウやメヒカリ、カツオなど以外にも、季節により隠れた絶品の魚が眠っているのかもしれない。
冬になるとまた違った魚が獲れるらしいので、ぜひまた美味しい魚を求めていわき市に行こうと誓ったのであった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)