前澤友作、明日宇宙へ 宇宙ステーションで「最初にしたいこと」に意外な回答

いよいよ宇宙へ旅立つ前澤友作氏。打ち上げ地であるカザフスタンから、明日に迫った出発への思いを語った。

2021/12/07 17:15



■「小学生になった気持ち」

今回の飛行の目的、そして今の気持ちを問われると「昔から星空や天体が好きでした。宇宙に行けるなんて思ってもいなかったので、嬉しく思っている。『夢が叶う』という気持ちでいっぱい。本当にワクワクしており、遠足を控える小学生になった気持ちです。宇宙から地球を見たい、無重力でプカプカ浮かんでみたいなどあるが、この体験を通して自分がどう変われるか、それも期待している」と熱く語る。

100日間という長い訓練を「一日一日が鮮明に記憶に残るほど、楽しい訓練の日々。一番楽しかったのはパラボリックフライト(短時間無重力または微小重力状態を体験できるもの)、辛かったのは回転椅子…スピリングチェア(「宇宙酔い」を予め地上で経験するためのもの)」と振り返る前澤氏。


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■最初にしたいことは…トイレ

前澤氏配信会見スクリーンショット

ISSへ日本の民間人が滞在するのは、これが初。着いたらまず何をしたいかと聞かれ、「ISSについたら、最初にトイレに行きたい。ロケットに乗ってから、(ISSに)着くまでトイレにいけないので、まずトイレに駆け込むんじゃないかなと思っている(笑)」と笑わせる。

シャボン玉や黒ひげ危機一発、GoogleMapで現在地検索…など、多種多様な「ISS滞在中に前澤友作にやってほしい100のこと」にチャレンジし、自身のYouTubeチャンネルで公開すると発表している前澤氏。宇宙ステーションのスタッフにも「サプライズでギフトをもっていきたいと思っています」と明かした。


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■夢や希望を…

そもそも、宇宙に行くと決めたきっかけは「7年前にスペース・アドベンチャーズというアメリカの企業から誘われた。宇宙に行けることを知らなかったので『それは絶対に行く!』と答えた」ことだという。

「宇宙にはまだ行っていないのでわからないが、地球を宇宙から見た時に『素晴らしい星に生まれた』と感じるはず。それで地球の大切さに改めて気がつくと思います。人類にとって宇宙はまだ未知。一般の僕のような人間でも出て行けるという、夢や希望を皆さんに見てもらえると思う」と呼びかけた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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前澤友作国際宇宙ステーション
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