プレーリードッグのかわいすぎる”衝撃の瞬間” 撮影者は「追突防止の看板に使って」
撮影者は「今の時期、冬毛でモフモフになったフォルムは誰でも魅了されると思う」と語った。
オグロプレーリードッグは、北アメリカに分布するジリスの仲間で、全長は40センチほど。草原地帯に穴を掘って巣穴を作り、コテリーと呼ばれる一夫多妻制の群れで生活している。
名前の由来は、危険が迫ると「キャン、キャン」というイヌのような鳴き声を発し、仲間に伝えることからプレーリードッグ(草原のイヌ)と名付けられている。そんなプレーリードッグの衝撃の瞬間が話題を呼んでいる。
■上野動物園で撮影
プレーリードッグカメラマンさんは、撮影歴2年のフォトグラファーで今月2日に上野動物園で撮影したという。Sirabee編集部の取材に対して「運の良いことに、撮影を開始してすぐに衝撃の瞬間を撮影できた。ぜひ追突防止の看板に使ってほしい」と話す。
また、「今の時期、冬毛でモフモフになったフォルムは誰でも魅了されると思う」と語った。さらに「プレーリードッグ同士のコミュニケーションも多彩で、キスやハグのような行動もする。添い寝や重なり合ったりする姿もとてもかわいい」と述べた。
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■プレーリードッグも高齢化
日本では毎年2万頭以上のプレーリードッグが、愛玩動物として輸入されていた過去がある。しかし、2003年に原産国のアメリカで野兎病(のうさぎびょう)やペストを媒介することで問題となった。
そのため、これらの動物感染症の侵入を防ぐ目的で輸入禁止に。現在では、国内繁殖個体がまれにみられる以外は、ほとんどのプレーリードッグが高齢となっている現状がある。