女の赤ちゃんを売り飛ばそうとした夫婦 人身売買斡旋業者とともに逮捕

人権を無視した赤ちゃんの人身売買は、違法性や倫理的な問題ばかりか命の危険も伴う。

2021/12/15 19:00

新生児・赤ちゃん

南アジアでは、いまだ続く男児偏重主義。インドはその最たるものだと言われてきたが、このほど女の赤ちゃんを売り飛ばそうとした一家が警察に逮捕された。『Times Now News』『Times of India』が伝えている。



 

■すでに4人の娘が

生まれたばかりの女の子を他の家に売りつけようとして逮捕されたのは、マハーラーシュトラ州ターネ県ビワンディーのヴァキル・アンサリ(37)と妻のムンタズ(29)の両容疑者。

ヴァキルは同県で三輪タクシーの運転手をしながら生計を立てていたが、すでに4人の娘がおり、次は男の子をと期待していたなか、またしても女の子が誕生したという。


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■おとり捜査が成功

この事件では、違法に人身売買の斡旋や仲介を行っていたとして摘発された業者内で、18歳から30歳までの4名も検挙された。

ターネ警察は、インターネットを通じて各種情報の収集に力を入れている。この度も怪しい広告を発見したため、娘が欲しいふりをするおとり捜査で、その業者に接近。すると、12月4日に誕生したばかりの女の赤ちゃんを紹介してきたという。

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■破格の買取り額にも了承
インド赤ちゃんタクシー運転手人身売買おとり捜査持参金翻訳記事ダウリー男児偏重主義
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