小池都知事、新たなオミクロン株の感染者を報告 気になる都の対応は…
小池都知事、17日にオミクロン株の感染が確認された2名について説明。検査の対象を幅広く取るなどの対策を講じる。
17日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。国内で感染が確認されたオミクロン株への対応策について言及した。
■2名の感染が確認
会見冒頭、オミクロン株について触れる小池都知事。東京都の健康安全研究センターでは、独自の変異株PCR検査を実施しているが、「このセンターのゲノム解析で、今日新たにオミクロン株が2名判明しました」と報告。
感染が判明した2名は現在、病院に入院。そのうちの1名は、アメリカから帰国後に感染が確認された20代女性の濃厚接触者となった男性である。
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■先手先手で対応
東京都はすでに、この男性がオミクロン株の濃厚接触者となった段階から保健所と連絡を取り、勤務先・家族など10名を濃厚接触者として、宿泊療養施設に入所または自宅待機としている。
小池都知事は、「都といたしまして、オミクロン株の対応で患者さまの人権にも配慮しながら、厚生労働省や関係自治体と連携し、積極的な疫学調査を幅広に行なっています」と語った。