超高額チップを受け取ったウェイトレスが店から解雇 原因は「独り占め」?
一晩で大金を得られるハズが、解雇に? チップをめぐる店の対応が、賛否両論を生んでいる。
■チップ共有ルールを通告
パーティを主催した不動産会社オーナーのグラント・ワイズさんは、高額のチップが確実にライアンさんの手元に入るよう、チップを渡す際に、レストラン側に確認を取っていたという。
そこでワイズさんが説明された方針は、「受け取ったチップを全額マネージャーに渡し、ライアンさんはそこから20%を受け取ることができる」というもの。だが、これはライアンさんの3年半の勤務の中で、一度も適応されたことがないルールだったそうだ。
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■チップの共有はするべき?
ワイズさんはレストランにチップを返金するよう頼み、店の外でライアンさんに現金を直接渡すことにした。しかしライアンさんは、レストランから解雇処分となった。
アメリカに限らず、チップの習慣がある文化圏では、こうしたトラブルはしばしば報告されている。高額のチップを受け取る花形のホールスタッフがいる一方で、チップを一切受け取ることができないキッチンスタッフが、不満を訴えるケースも少なくない。
SNS上でも意見が分かれており、「不当な報復だ」「気持ちはわかるが店のやり方はずるい」「チップ文化の悪いところが出た」とさまざまな意見が交わされている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)