岸田首相、取り沙汰される“アベノマスク”「年度内廃棄」を明言

在庫管理や検品で膨大な税金を投入することになったアベノマスク。いよいよ年度内に廃棄へ。

2021/12/22 05:15

岸田文雄

岸田文雄首相は21日、首相官邸で記者会見を実施。保管費用だけでこれまで6億円以上かかっている布製マスク、通称「アベノマスク」を今年度中にすべて廃棄する目処であると明かした。



 

■臨時国会が閉会

岸田文雄

前日20日に令和3年度補正予算、関連の政府提出法案の成立、さらに第207回臨時国会が閉会したことを報告した岸田首相。

冒頭の挨拶では「コロナ禍という前例がない先が見通せない状況。国民のみなさんが少しでも安心して仕事に励み、日々の暮らしが送れるよう政府として全力を尽くす」と改めて政権がとる方針についてコメント。


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■大型経済対策は年内に説明へ

補正予算成立により、事業規模78.9兆円の大型経済対策、コロナ対策が実行段階に入る。

時期については「思い切った大型経済対策を年内に国民に示す予定」と説明し、全世界で急拡大するオミクロン株対策については、「新しい状況に対して慎重を期し、先手を打っていく」とした。


■さらばアベノマスク

アベノマスク

その後は、不良品在庫が多く、保管や検品に約27億円もの税金を投下してきた「アベノマスク」の今後についても言及。

現在8000万枚もの数が倉庫に眠っているが、「感染が拡大し始めた昨春は不安の中、多くの国民がマスクが全く入手できず問題に。布製マスクを全国民に配布したことで、その後マスクの製造、流通が回復。いまではマスク不足に対する心配は完全に払拭され、初期の目的は達成された」とこれまでの役目を強調した岸田首相。

その上で、「政府は5億枚を超える高性能マスクの備蓄を保有しており、いざという時十分対応できる状況となっている。布製マスクはご希望のかたに配布するなど有効活用を図った上で、年度内を目処に廃棄するよう指示をした」と明言した。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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