福島県産魚介のデカ盛り丼を販売した寿司店が連日大人気 その理由を探ってみた
常磐ものの美味しさを引き出したデカ盛り丼で人気を呼んだ湯島寿司、成功の秘訣とは?
横浜市都筑区にある、リーズナブルな価格で美味しい寿司を食べられることで人気の寿司店「湯島寿司」の、ランチタイムの目玉商品と言えば「かまとろ丼」だ。
■連日売り切れの「常磐ものデカ盛り丼」
大トロに勝るとも劣らない高級部位のかまとろを贅沢に使った丼が1,100円ということもあり、お昼のピーク前にはほぼ必ず完売している商品だが、最近新たなチャレンジを湯島寿司が行った。
それは、福島県沖で獲れる「常磐もの」のヒラメや、ホッキ貝、大穴子をふんだんに使用したデカ盛り丼を販売したところ、なんと予想を超える大盛況で、販売期間の3日間、すべての日でオープン前の行列でほぼ完売するという事態に。
しかし、なぜここまでデカ盛り丼が大人気になったのか? 店主にインタビューしてみると、その理由をすぐに理解することができた。
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■常磐ものは品質が良い
まず1つめは、常磐ものはプロの間でも評判が良く、非常に品質が高いということ。実際にアンケートでも99%の築地で働いていた水産関係者が品質が良いというお墨付きを出しているほどだ。
その高品質な常磐ものの魚介類を仕入れるため、地元で人気の寿司店の店主がわざわざいわき市の沼ノ内漁港まで仕入れに行ったのだから、ずば抜けてウマい魚を提供できたのだろう。