『たけしの新・世界七不思議大百科』 叫ぶミイラでファラオ暗殺の謎を解明
「王家の隠し場」へ日本のテレビが初潜入する。ファラオ・ラムセス3世の死の謎、三大ピラミッドの衝撃新説も。
■三大ピラミッドの新発見
三大ピラミッドは、クフ王、カウラー王、メンカウラー王が建造したとされる。この三大ピラミッドの常識が覆される新発見が…。近年、第二の太陽の船が発見されて修復作業が進められているが、その石のフタに意外な名前が刻まれていたのだ。
古代エジプト研究の世界的権威・吉村作治による、三大ピラミッド建造にまつわる大胆な新説とは?
「叫ぶミイラ」と「三大ピラミッド」2つのミステリーをひも解くことで、古代エジプトの栄光の陰に渦巻く「暗殺の方程式」が浮かび上がった。
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■権力者の威力のすごさ
同番組の収録を終えたたけし、荒俣宏、吉村、ビビる大木、井上咲楽、寺田心からコメントが届いている。
たけし:人間関係を中心にエジプトの考古学を検証してみると、やはり人間というのは、今も昔も権力と、権力に携わる人たちのしたたかさと、あがめる一般庶民の従順さとがある…変わらないなぁと思って。
いい面でもあるし悪い面でもあるかもしれないけど、われわれが後の世代として見るかつての権力者の威力みたいなのは、やっぱりピラミッドを見ると、どんなにすごかったのかがわかるものね。
それは文化としてはありがたいことだと感じます。当事者は大変だと思うけどね。
大木:暗殺に次ぐ暗殺、権力争いというものを、現代のわれわれがずっと調べているのも不思議ですよね。
エジプトとか国に関係なく、人間は母と息子の関係性で歴史ができているんだなっていうのを今日は感じました。ずっとマザコンというものが人類を動かしてきているのだなと思うと、おもしろい歴史だなと思いました。