ゴールキーパーが試合開始前に退場 相手チームサポーターに侮辱ジェスチャーか
選手は弁明しているが、ジェスチャーの本当の意味は何だったのだろうか。
サッカーの試合開始前、いつも通りのルーティンをこなそうとゴールに向かったキーパーの選手。あおり立ててくる相手チームに行ったあるジェスチャーが原因で、キックオフ前に退場となったことで話題を集めている。
『The Sun』など数多くの海外メディアが報じている。
■VARに映ったジェスチャー
パラグアイで行われた、スーパーカップファイナルのセロ・ポルテーニョ対オリンピア戦。試合前の準備が行われていた時、事件が起きた。
キーパーのジャン・フェルナンデス選手が、ゴールにカトリック教徒の祈りの用具であるロザリオを置き、試合に備える姿がVAR(ビデオアシスタントレフェリー)に映った。
そして次の瞬間、あおり立てる相手チームのサポーターに向かい、両手を首の前でクロスして切るような動作を見せたのだ。
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■試合開始前にレッドカード
これに気づいた審判団は、フェルナンデス選手をコート中央に呼びよせ、VARの映像を確認。その結果、レフェリーのエバ・アキノさんがフェルナンデス選手に退場を命じた。
試合開始前の出来事で、1本もセーブすることなくピッチを去ったフェルナンデス選手。セロ・ポルテーニョは代わりのゴールキーパーを投入し、試合中許される3人の交代枠も維持することができたが、それでも一人足りない状態での試合となり、3対1で敗戦した。