『生蕎麦』正しくは何と読む? およそ2人に1人が誤読していた…
「十割そば」とも呼ばれる『生蕎麦』。知らずに間違った読み方をしている可能性も…。
大晦日に年越し蕎麦を食べるという人は少なくないはず。縁起物としても親しまれるが、そんな蕎麦にまつわる間違った読み方が世に知れ渡っているようだ。
■「生蕎麦」を何と読む?
しらべぇ編集部では、全国10〜60代の男女410名を対象に「生蕎麦」の読み方に関する意識調査を実施した。
その結果、全体の43.7%が「きそば」、56.3%が「なまそば」と読んでいると回答。男女別では、男性が52.6%に対して、女性が56.9%と女性のほうが高い割合に。
ちなみにエリア別にみてみると、回答数にバラつきはあるものの、北から南までのほぼ全域が「なまそば」を選んだ人が多かったのに対し、東北エリアでは「きそば」と答えた人が多い傾向に。
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■正しくは「きそば」
なお、「生蕎麦」の正しい読み方は「きそば」。
きそばとは、混じりけのない蕎麦であり、つなぎの小麦粉を混ぜずにそば粉だけで作ったそばのことで、一般的には「十割そば」のことを指す。江戸時代の初期にはこの製法が一般的だったという。