サッカーW杯も影響? 日本でも人気のプッシュポップがカタールで回収に
ワールドカップ開催国としての本音と建前が、差し押さえられたプッシュポップに見え隠れしているか。
日本でも「病みつきになる」と大人気を博したプッシュポップ。その感触だけではなく、美しいレインボーカラーの配色も多くの人々を惹きつけた魅力の一つだった。
しかし、ある国で今このおもちゃが回収の憂き目にあっているという。『Daily Mail UK』など海外メディアが報じた。
■大人気のプッシュポップ
子どもたちに大人気のプッシュポップ。シリコン製のレインボーカラーをしたおもちゃで、押すとポンっと戻ってくる感触がストレス解消に役立つと、大人にも人気だ。
そんなおもちゃがこのたび、イスラム国家カタールで「ある理由」から回収されたのだという。おもちゃそのものより、その配色が原因だとみられている。
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■レインボーカラーが反イスラム?
カタールの通商省は、カタール全国の小売販売店を対象に検査を実施した。そして「イスラムの価値感、文化、伝統に反するスローガンを標榜する子供のおもちゃを回収した」とTwitterで発表している。
カタール通商省が、レインボーカラーへの反対を表明したわけではない。しかし、Twitterに添えられた違反となったおもちゃの写真の中には、LGBTQ+フラッグの配色に非常に近いプッシュポップが映っていた。