斎藤佑樹氏、引退試合で栗山監督にかけられた言葉を告白 「すごく嬉しかった」
引退試合のベンチで涙を流していた元プロ野球選手の斎藤佑樹氏。そのとき栗山英樹監督からかけられていた言葉を明かす。
■言葉を胸に全力投球
ここでVTRでは、高校・大学の輝かしい成績と裏腹に、プロでは怪我に苦しんで思うような結果が出せなかったことが振り返られる。しかし、こうしたときでも、栗山氏はファンへひたむきな姿を見せるよう指導していたのだという。
そして迎えた10月の引退試合、斎藤氏は全盛期の球速に及ばない投球ながら、精一杯の力を振り絞って最後のボールを投げる。結果はフォアボールだったが、大観衆が拍手を送る実際の試合の映像が流された。
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■栗山氏のようになりたいとまで感謝
ベンチに帰った斎藤氏に栗山氏がかけたのが、「ファンのみなさんが喜んでくれたのを見て、俺は嬉しかった」「佑樹が11年間見せてきた姿の、これが結果だ。カッコ良かったぞ!」との言葉。
映像では、栗山氏に肩をポンと叩かれた斎藤氏が、タオルで涙を拭う様子が確認できる。
斎藤氏は当時のことを、「最後にそうやって言われたら… すごく嬉しかったですね」と噛みしめるように回顧。さらに、「僕もそんな素晴らしい言葉が言えるようになりたいですね」と、栗山氏への恩義や尊敬の念を語ったのだった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)