三木谷会長、米軍と日本人・正規入国者の扱いの差に憤り 「全くナンセンス」
米軍関係者と日本人・正規入国者との扱い差に関し、楽天の三木谷会長が憤りを見せた。
■各知事も問題視する米軍のずさんさ
米軍基地と感染拡大をめぐっては、沖縄県の玉城デニー知事が2日の臨時記者会見にて、米軍関係者から市中感染が発生した可能性を示すゲノム解析のデータを発表。「米軍の陽性者が再び急増したことは感染防止対策と管理体制の不十分さを示すものと言わざるを得ず、激しい怒りを覚える」とも述べ、強い憤りを露わにしている。
山口の村岡嗣政知事と岩国市の福田良彦市長も4日、基地外でのマスク着用や米軍関係者へのPCR検査、ゲノム検査の実施など対策強化を外務省・防衛省・岩国基地に要請。
隣接県である広島の湯崎英彦知事も、岩国市との関連が強く疑われる感染例が多く存在するとして、岩国基地と米国大使館に対策の強化を文書で緊急要請したと発表している。果たして、米軍基地での対策は強化されるのだろうか。
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■米軍関係者と正規入国者の差に憤る三木谷氏
米軍基地の方々を規制しないで、日本人や検査を何度もして入ってくる正規の外国人入国者を極悪な環境に監禁するのは、全くナンセンス。しかも、島流しのようにどこに行かされるかわからない。論理的に判断して欲しい。
— 三木谷浩史 H. Mikitani (@hmikitani) January 5, 2022
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)