嫉妬に駆られ恋人たちのペットを殺害か 動物虐待を続けた男に有罪判決
束縛が強すぎる彼氏が起こした悲劇。その対象は、彼女のペットだった。
彼女と過ごす時間が、ペットに奪われる。そう考えたらしき嫉妬深い男性が起こした動物虐待事件を、イギリスの『The Sun』が報じている。
■飼い猫が突然の死
先日のこと、イギリスに住むスザンナ・ブラッグさん(27)がシャワールームから出ると、生後4ヶ月の飼い猫ペッパがラウンジで死んでいるのを発見した。
その光景に言葉を失うも、交際していたジョシュア・シャープ(25)という男の提案で、ペッパの遺体を埋葬することにしたという。
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■元カノの猫も死亡
その後スザンナさんは、シャープの元彼女が飼っていた犬も突然死んでいたことを知った。元彼女の話によると、その死は自身が外出している最中に起こり、その間、飼い犬とシャープは同じ部屋にいたという。
シャープへの不信感を募らせたスザンナさんは、ペッパの遺体を掘り返し、獣医師に検視解剖を依頼した。結果、頭蓋骨骨折に加え、大量の脳出血を起こしていたことが判明したという。
また英国動物虐待防止委員会「RSPCA」の調査により、おそらくスマートフォンなどの頑丈な物で、頭を強打していると推測もされた。
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■嫉妬が招いた所業か
スザンナさんは「以前から束縛が強いのは少し気になっていた。でもこんな悪魔の所業をできる人だったなんて」と嘆いている。シャープは、ペットにさえ嫉妬したと考えられているのだ。
「RSPCA」により、スザンナさんと元彼女に起きた両方の事件の捜査が開始。シャープは治安判事裁判所にて有罪判決を受け、1月18日に刑を宣告される予定だという。
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(文/Sirabee 編集部・多田一喜)