“代理母”に病みつき 10人目の出産を目指す女性が「最高の仕事」と語る

代理母として産んだ子を本当の親に手渡したとき、わが子を抱き“無償の愛”をかたむける「親の表情」に病みつきになると語り…。

2022/01/13 10:30



■代理母は「最高の仕事」

代理母は妊娠出産という大きな負担を伴うため、高額な謝礼がもらえるのだろうと誤解されがちだ。しかし、現在イギリスでは合理的な範囲のマタニティ服や病院までの交通費、薬以外の費用を代理母が受け取ることはできないのだそうだ。

ではなぜローラさんは代理母を続けるのか。それは、自分が代理母として出産した子を本当の親の腕に手渡したとき、わが子を抱いた瞬間に“無償の愛”をかたむける親の表情に病みつきなるからだという。そして、代理母を「最高の仕事」とローラさんは語る。


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■10人目に向けて奮闘中

自分の子供4人、代理母として5人の子を出産したローラさんは現在、10人目の代理母出産に向けて減量中だ。

しかしながらローラさんは「年齢も上がってきたし、私の子供たちに母親が必要なので、妊娠しにくくなるか健康上の問題が生じたら代理母を引退するつもりです」と今後も見据えている。

海外では代理母による出産も数多く行われており、様々な事情から自分で子供を宿すことのできない人の希望の光となっている。ローラさんのような代理母側の気持ちを知ることができることで、選択肢の1つとして検討する夫婦が今後増えていくのかもしれない。

・合わせて読みたい→生まれつき子宮のない女性が母親に 代理出産で夢を叶える

(文/Sirabee 編集部・原田パラン

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