亡くなったサッカー選手が棺からゴール チームの絆に祝福集まる
天国から華麗にゴール? チームメイトによる情熱的すぎる葬儀の方法が話題に。
亡くなったチリの元サッカー選手が、チームメイトの手を借りて死後にゴールを決めるパフォーマンスを行った。『ABC News』『CNN』などの海外メディアが報じている。
■チームメイトによる「葬儀」
2021年の大みそかに亡くなったハイメ・エスカンダールさんは生前、チリのサンティアゴでサッカー選手として活躍していた。
所属していたフットボールクラブ「アパリシオン・ペイン」のチームメイトたちは、ハイメさんとの別れを惜しみ、ある特別な方法で彼を天国へと送り出すことを決めた。
関連記事:埋葬時に棺が落下するアクシデント 傷ついた遺体に衝撃受けた家族が業者らを提訴
■死後に得点したサッカー選手に
チームメイトたちは、ハイメさんの遺体が納められた棺をサッカーグラウンドに運び出し、ゴールエリアの中央に設置。一人がボールを棺に向かって蹴り込むと、跳ね返ったボールはゴールに突き刺さり、こうしてハイメさんは死後にゴールを決めた稀有なサッカー選手となった。
この様子を見守っていたチームメイトからは大きな歓声が上がり、集まった観客の中には花火を打ち上げて祝う者もいたようだ。