寒冷地限定「アイスサークル」が出現 丸い氷がゆっくり回転する自然現象が話題
この美しい現象の発生原因は、まだ未解明なのだという。
新型コロナウイルスの感染拡大が連日報じられる中、ある美しい自然現象が規制の多い生活に癒やしをもたらすと、話題を集めている。『Daily Star UK』など多くの海外メディアがその現象を写真とともに紹介している。
■回転する巨大な丸い氷
アメリカ・メイン州ウェストブルックにあるプレゼンプスコット川に現れた「アイスサークル」が、大きな注目を集めている。
アイスサークルは「アイスディスク」や「アイスパン」などとも呼ばれ、主として北米やスカンジナビアなどの寒冷地に出現する自然現象だ。科学者たちによれば、川の中の渦流によって丸い氷が生み出されるのだそうだ。
大きさは大小さまざまなものが各地で確認されており、水面に現れたまん丸の氷がゆっくりと回転するという。
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■観光客の誘致に活用
このアイスサークルが、プレゼンプスコット川に初めて現れたのは2019年で、当時は世界中から注目を浴びた。2020年にも部分的に形作られたものの、完全な円形での出現は2年ぶりとなる。
ウェストブルックは、この美しい自然現象であるアイスサークルを、自治体のSNSのカバー写真に採用。観光客の誘致に活用する考えだという。