小池都知事、増え続ける新規感染者に危機感 対コロナの武器は「3種の神器」
小池都知事、感染者の増加が止まらない状況に危機感。この状況を打破する武器は…。
28日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。爆発的な増加を見せる新型コロナウイルスの感染状況について言及した。
■爆発的な増加を見せる
会見冒頭、コロナの感染状況について触れた小池都知事。20日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は、約5,386人に対して、27日の感染者は16,538人、7日間平均で約11,762人と爆発的な増加を見せている。
実施から1週間が経過した「まん延防止等重点措置」については、少しずつだが効果が現れており、感染拡大の原因となる繁華街の夜間滞留人口が減少傾向にあるそう。
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■感染を抑えるためには…
今後、感染を抑え込んでいくためには、「都民・事業者と一体になって、オミクロン株に対抗するための重点措置による対策、そして医療提供体制の拡充など、積極果敢に講じているところでありますけど、そこには武器が必要です」と説明。
小池都知事が3種の神器と呼ぶ、3回目のワクチン接種・経口薬・中和抗体について「早期の確保と確実な供給や必要な検査の需要に見合った検査体制の充実が不可欠でございます」と語った。