両親は新型コロナの嗅覚障害で気付かず… 2歳息子が火災を知らせ一家は無事脱出

火災発生を立派に知らせた2歳児を、母親は「ミニヒーロー」と呼んだ。

2022/02/03 20:00

火事・火災

家で火災が発生し煙が充満していたにもかかわらず、臭いにまるで気付かずにいた両親。しかし幼い息子のおかげで助かったことを、『People』などアメリカのメディアが伝えた。



 

■新型コロナに感染した夫妻

アメリカ・テキサス州で5人の子供を育てている夫妻が、新型コロナウイルスに感染。そのせいで嗅覚・味覚障害が残っていたが、自宅で回復を目指していたという。

だが1月15日の午前4時30分頃、ぐっすり眠っている夫妻の部屋に息子ブランドンくん(2)がやって来た。ブランドンくんは母ケイラさんの足を軽く叩き、咳き込みながら何かを伝えようとしていた。


関連記事:10代男性2人が宝くじ2枚を共同購入 まさかの3億円当選で将来設計は…

 

■異変を知らせた息子

「ママ、熱い、ママ、熱い」。ブランドンくんにそう言われ目を覚ましたケイラさんは、すぐに部屋の様子を確認。すると入り口に火が迫っていたことから、ケイラさんはあわてて夫を起こして、逃げる準備を開始した。

夫妻はブランドンくんを含む子供たちを連れ、家からの脱出に成功。家は全焼してしまったが、7人の家族全員が無傷だった。

コロナ感染者の僕が嗅覚障害を治した方法を教えます【Amazonでチェック】

次ページ
■「間一髪だった」と告白
話題火災報知器火災全焼新型コロナウイルス嗅覚障害翻訳記事消防訓練ガスストーブ
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング