「なぜ女子ばかりで男子を産まない」 妻の股間を紙やすりで傷つけた夫が逮捕

「誰かに口外したと知ったら、夫はさらに私を痛めつける」と怯えていた女性。誰にも言えず耐えていた。

2022/02/03 06:30

DV・家庭内暴力

女性は命がけで赤ちゃんを出産するものだが、ある夫は2人目も女の子だとわかった途端に激怒したという。

このほどインドで、産後の妻にあり得ない暴力を働いていた容疑で1人の男が逮捕された。『News Track』『Times Now News』などが報じている。


 

■「なぜ女の子ばかり産む」

2016年に結婚し、インド・西ベンガル州のプルバ・バルダマン地区に暮らしていた夫婦に、しばらく前に2人目の子が誕生した。だが上の子に続き、またしても女の子であったことに夫が激怒。それが事件の発端だった。

「女の子ばかりで、なぜ男の子を産まないんだ」「おまえとは離婚する」と、妻を強く責めた夫。それがエスカレートし、産後の妻の体に拷問を思わせる手荒な行為を働くようになったという。


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■罵詈雑言と拷問

妻に対する傷害容疑で逮捕されたのは、タウフィク・シェイク。妻に罵詈雑言を浴びせるとともに、火をつけたタバコを体に押し当て、股間を紙やすりや棒で痛めつけた疑いがもたれている。

この事件の通報者は女性の実父で、女性は実家に戻った際、涙ながらに夫のひどい仕打ちについて告白していた。なお女性は心身の調子をひどく崩しており、現在もカルナ・サブ・デイヴィジョナル病院に入院している。

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