『昭和は輝いていたSP』 歌姫・美空ひばりを見出した作曲家の素顔に迫る
11日放送の『武田鉄矢の昭和は輝いていた』では作曲家・万城目正に焦点を当て、ヒット曲誕生秘話が明かされる。
11日よる8時から放送の『武田鉄矢の昭和は輝いていた』(BSテレ東)では、2時間SPで昭和の歌姫・美空ひばりさんと島倉千代子さんを世に送り出した作曲家・万城目正(まんじょうめただし)さんの名曲と素顔に迫る。
画像をもっと見る
■珠玉の名曲
昭和歌謡の魅力をさまざまなテーマで取り上げ、懐かしの楽曲を紹介する同番組。武田鉄矢とテレビ東京の須黒清華アナウンサーが司会を務める。
今回のスタジオゲストは、万城目の門下生である歌手の青山和子と九条まり子、日本大学商学部准教授・刑部芳則氏の3名だ。万城目の素顔や歌に対する教えを聞きながら、彼のメロディのヒット要因を探る。
霧島昇さんの「旅の夜風純情二重奏」や、渡辺はま子さんの「愛馬花嫁」、菊池章子さんの「大空に祈る」など、珠玉の名曲でつづる2時間となる。
関連記事:森進一特集『栄光の昭和歌謡』 デビュー55周年の波乱万丈な歌人生に迫る
■楽士から作曲家へ
万城さんは、作曲家として生涯で260本を超える映画主題歌を手がけた。
母からバイオリンとオルガンの英才教育を受け、音楽学校に通いながら、映画館で無声映画の音楽を演奏する楽士の仕事に没頭する。そんな彼が、どのようにして楽士から作曲家に転身したのか。
番組では、万城さんが手がけた映画主題歌の中から「旅の夜風」や「純情二重奏」などを紹介。万城目の戦後最初のヒット曲「リンゴの唄」に込めた彼の思いとは…。
さらに、美空さんを一躍スターダムに押し上げた「悲しき口笛」「東京キッド」、島倉さんのデビュー曲「この世の花」を貴重映像で振り返る。