30代男が新生児病棟に侵入し他人の赤ちゃんに授乳 強い子育て願望による犯行か
来院者が病院の入口で、自身について記入する用紙。防犯のためには、本人確認の作業も重要か。
■動機は不明
逮捕されたウェディグ容疑者は取り調べに対し、「赤ちゃんをさらったり、危害を加えるつもりはなかった」と話すものの、動機は不明のまま。また、赤ちゃんの両親と面識があったか否かも、確認できていない。
ウェディグ容疑者は以前の犯罪で服役しており、仮釈放の期間中にこの事件を起こしていたため、身柄はポーク郡刑務所にただちに戻されたという。
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■病院側も声明を発表
また、マーシーワン・デモイン医療センターは「非常にやっかいな問題をはらんでいる事件でした。新生児病棟のスタッフの人数を増やし、外部からの来院者に対する警備についてスタッフに再教育を行いました」との声明を発表。
来院者が入口で記入する用紙や、受け入れる病院側のマニュアルについても、何点かの項目を変更、あるいは強化するとしている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)