羽生結弦選手のSP曲を編曲した清塚信也氏が感謝の投稿 「私の作品の中でも最高傑作」
羽生結弦選手のSP曲の編曲と演奏を担当した清塚信也氏。2人による“芸術作品”に称賛の声が相次いでいる。
ピアニストの清塚信也氏が8日、公式ツイッターを更新。この日行われた北京五輪・フィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)に出場した羽生結弦選手について言及した。
■昨年12月に初披露
羽生選手がSPで使用した楽曲は、フランスの作曲家サン=サーンスによる『序奏とロンド・カプリチオーソ』。もともとはバイオリンとオーケストラのための曲として作曲されたもので、羽生選手が以前から親交のある清塚氏に編曲を依頼。演奏も清塚氏が担当した。
昨年12月に行われた全日本選手権で、羽生選手が初めて同曲での演技を披露した際には、演技構成点の中でも「音楽の解釈」の項目で10点満点をマークするなど高い評価を受けていた。
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■アクシデント後に立て直す
この日のSPでは、羽生選手は冒頭の4回転サルコウが1回転になるアクシデントがあったものの、その後は立て直し、4回転トウループ-3回転トウループ、3回転アクセルを綺麗に決め、ステップやスピンなどでも完成度の高さを見せた。
得点は95.15点の8位で、10日に行われるフリーに臨む。