「水際対策」「3回目接種」 岸田首相は2ヶ月ぶりの記者会見で何を話したか?

岸田文雄首相が17日夜記者会見を実施。経済界や野党から批判が上がる「コロナ鎖国」を改善する対応に入った。

岸田文雄

岸田文雄首相は17日19時、首相官邸で約2ヶ月ぶり記者会見を行い、新型コロナウイルスの最新状況について説明。水際対策の見直しや、3回目のワクチン接種を今まで以上に推し進めることを明言した。



 

■「出口に向かう」フェイズ

冒頭、「第6波の出口へ向け徐々に歩み始めるフェイズ。段階的に準備を進めていくべきと考えている」と現況を説明した岸田首相。

16日の新規感染者数は9万1,042人。10万5,000人を突破した2月第1週に比べるとピークを越えた感はあるが、死者数は15日に過去最悪の236人を記録するなど、重症患者は増え続ける状況にある。


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■病床数に余力

そんな猛威をふるうオミクロン株。岸田首相は「対応の要点は3つ。第1に国民の命を守ること、第2に軽症自宅療養者の不安に応えること、第3に社会経済活動をできるかぎり止めないこと」と説明し、これまで行なってきた対策を振り返りつつ、新たな方針について話す。

まず医療提供体制強化として、病床数の増加を挙げ、「ピーク時の1.3倍の受け入れ病床を全国で確保。東京では臨時の医療施設、ベッドを増やし1.8倍の受け入れが可能に。結果、感染者数は昨夏から約4倍ではあるが、入院待ち患者が溢れた昨夏とは違い、重症病床は十分に余力がある状況」と説明。

同時に経口コロナ薬の供給に尽力したとして、「多用な治療方法が確立しつつある。国産経口薬については、国が治験を全面的に支援し、安全性有効性が確認されたらすみやかに承認し、国内に供給する予定」と見通しを語った。

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■停滞する「3回目ワクチン」

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