上原浩治氏、ロシアのドーピング問題に大喝 「スポーツがおかしくなってくる」
北京オリンピックでドーピング問題に揺れるロシアに、上原浩治氏が大喝を3つ入れた。
20日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で上原浩治氏が北京五輪でドーピング問題に揺れるロシアに喝を入れた。
■ロシアのドーピング問題を取り上げ
番組は北京オリンピックフィギュアスケート女子に出場したカミラ・ワリエワ選手(ロシアオリンピック委員会)のドーピング問題を取り上げる。
アシスタントの唐橋ユミがワリエワ選手の体から禁止薬物が検出されたものの、スポーツ仲裁裁判所がワリエワ選手が16歳未満であることなどを理由に、フリーへの出場が認めたことなどを、手作りフリップで説明。
また世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が「規定が意図しない形で書き換えられている」「危険な前例になる」などと批判していることや、ロシアが組織ぐるみでドーピングを行い、現在国際大会で国としての出場が禁じられていることがなどが紹介された。
関連記事:モト冬樹、ドーピング問題のワリエワ選手出場に疑問 「傷つくのは本人」
■岡崎朋美氏が苦言
この日のゲストで長野オリンピック・スピードスケート女子500メートル銅メダリストの岡崎朋美氏は「ルールはルールなので。そういうことをしなくてもワリエワ選手は絶対に上のほうには行けると思ったんですけど」と語る。
そして、「私たちスピードスケートはスピードを競う競技ですから、ドーピングをしている人がいると絶対ものすごいスピードでゴールをしてしまう。ほかの選手はやる気をなくしてしまうんですよ」と話す。
関口宏から「そんなに効果があるんですか?」と聞かれると、「あります。すごいあるので、そのぶんデメリットとして命がちょっと短くなってしまったりとか、そういうのがあるので、それは怖いことですよね、やめてもらいたいですね」とコメントした。