恋しさを抑えられなかった80代男性 認知症の恋人を介護施設から連れ出し逮捕
一緒にいたいという気持ちが募り、あまりにも大胆な行動に…。
愛する恋人と、また一緒に暮らしたい。そう考えた高齢男性が大胆な行動に出て逮捕されていたことを、『The Daily Star』などの海外メディアが報じた。
■高齢女性を連れ出した男
オーストラリアで暮らす男性(80)には、15年に渡って交際している最愛の女性(84)がいる。しかし女性は認知症とパーキンソン病を患い、自宅から遠く離れた介護施設で暮らすように。男性は女性を恋しく思い、自宅に連れて帰りたいと切望するようになった。
そこで今年1月に男性は施設に行き、職員が目を離したすきに女性を連れて逃走。仲睦まじい同居を再開すべく、必死に車を走らせた。
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■発見されたカップル
事件発生からわずか2日後、警察は砂漠にいるふたりを発見。女性のほうは姿を消した日と同じ服装で、トイレにも行けなかったのか尿の臭いがしていたという。
警察は、ふたりを発見後に女性をヘリコプターで病院に搬送。男性を逮捕した。なおふたりが目指したのはクイーンズランドだったとみられているが、女性がどこまで理解していたのかなど、詳しいことは分かっていない。