中村蒼、BSプレミアム『センゴク』主演決定 「とても共感しながら演じた」
ドラマ × マンガシリーズの最新作『センゴク』が4月よりスタート。「史上最も失敗し挽回した武将」から人生のヒントを掴む。
■現代の若者へのメッセージ
主演を務めるのは、2006年主演舞台『田園に死す』で俳優デビュー後、数々のドラマ、映画、舞台に出演している中村。近年の主な出演作に、『風の向こうへ駆け抜けろ』(NHK)、『ネメシス』(NTV)、連続テレビ小説『エール』(NHK)がある。
中村演じる主人公・千石健人は、「史上最も失敗し挽回した武将」と称される仙石権兵衛秀久の生き様や、織田信長、豊臣秀吉が権兵衛に授けた言葉からリーダーとしての心得を学び、物語を通して成長する。
そんな千石健人がやがて自分らしい生き方を考えるようになっていくその姿には、現代の若者へのメッセージも多くちりばめられている。
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■「センゴク」ストーリー
東京の広告代理店でプロジェクトリーダーを任された千石健人(中村)。彼は、千葉で古民家食堂を営む相模弥生(斉藤由貴)から、グルメサイトの記事についてクレームを受け苦境に立つ。
そんなとき、会社の先輩で歴女の岸野凛子(橋本マナミ)から、仙石権兵衛秀久の存在を知らされる。くしくも、姓は同じ「センゴク」。
興味を持った健人は、権兵衛の生き様や織田信長や豊臣秀吉が権兵衛に授けた言葉から、リーダーとしての心得を学び、やがて自分らしい生き方を考えるようになる。
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■自分らしく生きることの大切さ
主演を務める中村よりコメントが届いている。
役どころについて、「これまでのドラマ×マンガは戦争をより身近に感じてもらう作品でしたが、今回は戦国! 数多くの失敗を重ねるもそこから学び這い上がった男・仙石権兵衛。僕は今回その権兵衛の生き方から学び成長していく千石健人を演じました」と語る。
また、「自分は何者か迷いながら生きる健人にはとても共感しながら演じることができました」と自身と近いものがあったという。
同ドラマの見どころでは、「人は皆、社会に出ると少なからず自分ではない別の人間を演じて生きていると思います。”自分らしく生きる”というのは本当に難しいことだと思いますが、そのことの大切さが今作には込められていると思います」とコメントしている。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)