「利益全額をウクライナに寄付」 とあるミニチュアゲーム会社の英断がネットで話題に
深刻化するウクライナ情勢。そんな中、ウクライナを応援しようと日本のゲームファンたちが立ち上がった。
ロシアがウクライナへ軍事侵攻をして1週間。予断を許さない状況が続く中、とあるミニチュアゲーム会社の取り組みにネット上で注目が集まっている。
■利益全額をウクライナに寄付
事の発端は、2月25日に投稿された「フロストグレイブ日本語版公式アカウント」のツイート。
先に説明しておくと、フロストグレイブは、古代都市の廃墟にて今はなき帝国の財宝を求めて魔術師たちが争うミニチュアゲーム。敵味方のキャラフィギュアを廃墟や寺院などのジオラマ上に配置し、サイコロを使って戦わせていく人気シリーズだ。
ジオラマは建物のタイプごとにシリーズがあり、その中の一つがウクライナの古い建物をイメージした「ウクライナダンジョンシリーズ」。
同アカウントは、そのシリーズについて「ウクライナダンジョンシリーズの製造元はキエフにございます」と説明した上で、「ショップサイトではセット商品を15%オフにて販売させて頂きます。そちらの利益全額を在日ウクライナ大使館様が公開されている口座を通じて寄付させて頂きます」と、ウクライナを応援するため割引&利益の全額寄付を公表したのだ。
関連記事:本田圭佑、ウクライナ侵攻への各国政府の対応に苦言 「まともな議論が…」
■ネット上で取り組みが拡散
この行動にネット上では「素晴らしい企画!」「こういった形でウクライナ支援してるのも素晴らしいと思う」「こういう『買って応援』は良いかも」と賞賛する声が殺到。
一方で、「少しでも出来る事をしたい」「いまこそ購入しようと思います」「少しでも貢献させてもらおう」と注文を決意したユーザーたちの声も散見されており、3月4日16時現在で約4,200リツイート、約4,800いいねが入るほど拡散されている。