武井壮、スポーツと政治の分離を訴え 「もっと勉強しなければ」
武井壮がロシアのウクライナ侵攻について持論展開。「スポーツと政治の分離」を訴える場面も。
7日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、武井壮がロシアによるウクライナ侵攻について、スポーツマンの立場から持論を展開した。
■武井がロシアのウクライナ侵攻に持論
ロシアやウクライナの現状についてふかわりょうから「今の状況、どのような心境でしょうか?」と質問された武井。
厳しい表情で、「今の状況。なんかスポーツの世界にも、かなり影響が大きくなってきているっていうのを考えると、本来あるべきスポーツの形とか、スポーツと政治の分離とかがなされていない状況も見えるなと思って」とコメントした。
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■スポーツと政治の分離を訴え
さらに武井は「そういったことを、シンプルにわれわれがきちんと分けて、スポーツと政治だったり、そういったものをどう、見ていかなければいけないのか。どういうメッセージをわれわれが伝えるべきなのか」と指摘する。
続けて、「たとえばその、戦争の歴史だったりとか、これまでなぜそういう争いが起きているのかとか、もっと深く理解して、スポーツの場ではどうメッセージを伝えるべきなのかとかっていうことを、もっと勉強しなければいけないと感じていますね」と語った。
その後認知科学者の苫米地英人氏がロシアとウクライナの現状や現在の戦争が「認知戦」となっていることなどについて、詳しく解説していた。
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■日本人の「平和ボケ」を指摘する声も
ロシアのウクライナ侵攻は、物価の高騰など、日本にも少なからず影響を与えるものと見られる。また、ロシアの隣国である日本の安全保障体制についても、一部議員から見直しの声が出ている状況だ。
Sirabee編集部が2020年7月、全国の10~60代の男女2,163名を対象に実施した調査では、戦後の復興期を経験した60代の79.9%が「日本人は平和ボケをしていると思う」と回答。また、10代も64.4%と高い割合となった。
スポーツと政治のあり方について、「勉強しなければいけない」と語った武井。その姿勢に共感した視聴者もいたようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)