10代少女が妊娠し自殺 事実を知りながら通報しなかった学校長も逮捕に

学校長たちのまさかの不手際を、警察は許さなかった。

2022/03/09 06:00

少女・吐き気・嘔吐・腹痛

人生これからというときに深刻な事態に直面した16歳の少女が、自らの命を絶った。その悲惨な経緯と警察の動きについて、『Times Now』などインドのメディアが報じている。



 

■コロナ禍で悲劇

昨年のこと、新型コロナウイルスの感染拡大が極めて深刻だったインドで、ある少女(16)が恐ろしい目にあった。たまたま隣りで暮らす男に狙われ、性的暴行を受けてしまったのだ。

被害については誰にも言えなかったらしく、それを知ってか男はチャンスを狙っては少女を襲うように。そのうちに少女は体調を崩すようになったが、本人にはその原因が分かっていなかったようだ。


関連記事:15歳で妊娠出産し17歳彼氏は少年院へ 苦悩した少女が赤ちゃんを絞殺する悲劇

 

■まさかの妊娠発覚

2021年12月、ようやくの学校再開を少女は喜んだが、やはり体調を崩し卒倒。学校関係者が近くの病院に連れて行ったところ、状態を確認した医師に少女の妊娠を知らされた。

学校長は少女の両親に連絡し、体調不良だと伝え「家に連れて帰ってあげて」と告げた。しかし妊娠については両親にも言えず、黙っていたようだ。

小児期トラウマと闘うツール――進化・浸透するACE対策【Amazonでチェック】

次ページ
■最悪の結末
妊娠自殺話題校長性的暴行新型コロナウイルスコロナ禍翻訳記事
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング