仮設トイレを使用していた男性作業員が圧死 ブルドーザーが誤って押しつぶし…
ブルドーザーは、排土板を地面から1メートルほど上昇させた状態で動いていた。
■ブレードで視界が悪く
通報を受け緊急車両が現場に向かったが、ヘンダーソンさんはすでに心肺停止の状態で、搬送先の病院で同日夜に死亡が確認された。現在、遺体の司法解剖が行われている。
ポーク郡保安官事務所で事情聴取が行われ、オペレーターは「大型のブレードを地面から1メートルほど上昇させた状態で動いていた。それで視界が遮られ、正面の下方がまったく見えなかった」と話したという。
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■初めての死亡事故
この産業廃棄物処理場には日々、何百台という大型トラックが大量の廃棄物を搬入し、作業現場の安全確認は徹底されていた。死亡事故が起きたのは今回が初めてだという。
加害者・犠牲者ともに労働者派遣業者との契約で派遣されていた作業員で、事故の原因について、現在それぞれの事業責任者、現場監督などからも話を聞いている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)