11歳少女に父、兄、祖父とおじが長年の性的虐待と暴行 2名は現在も逃走中

少女は、子供たちの性被害を防ぐ目的で学校が行ったワークショップに、勇気をもらっていた。

2022/03/25 05:45

 

■父親とおじは逃走

警察によれば、父親とおじは現在逃走中。それぞれの行方を追っており、身柄を確保したら同時に逮捕する予定だという。

また、強姦の事実がわかった兄と父親にはインド刑法376条(強姦罪)で裁かれ、性的虐待を働いた疑いがある祖父とおじには、同354 条(女性に対する侮辱、暴行)が適用されるだろうと発表している。


関連記事:30代女性への性暴行で13歳少年の身柄を拘束 性犯罪加害者の低年齢化が深刻に

 

■幼少期からの教育は大切

少女がカウンセラーに性被害を告白したのは、学校が少年少女の性被害を防ぐ目的で、『Good touch and Bad touch(体への正しい接触と誤った接触)』というワークショップを開催したことがきっかけだった。

これは、子供たちには幼稚園の頃から「どこを触られたらそれは性的な意味を持つのか」という概念を教えるもの。この事例からもわかるが、性犯罪に巻き込まれないよう警戒心を持たせる教育は、近年とても重要になっているという。

・合わせて読みたい→性虐待した娘の妊娠を恐れ… 避妊薬を飲ませようとした父親に実刑判決

(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

子どもへの性的虐待 (岩波新書)【Amazonでチェック】

カウンセラーインド話題強姦性的暴行ワークショップ性的虐待翻訳記事
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング