約2割の人が「恵まれなかった」と後悔していること 自分では選べないので…
育ってきた環境によって、人生は大きく変わってしまうようで…。
■短気な親を持って性格が…
編集部が話を聞いた40代女性は、父親が短気な性格をしているそうで「うちの父は機嫌を損ねると、すぐに手を挙げるような人でした。しかも怒り出す理由がよくわからないので、私はずっとビクビクしていて…。今の時代なら、完全にアウトだったでしょうね」と振り返る。
人格形成の上で父親が悪影響だったと考えているようで、「人の顔色をうかがうなどのネガティブな性格は、父親の影響でしょうね。自己肯定感を与えてくれる親だったら、もっと前向きになれたのではないかと考えてしまいます」と語った。
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■裕福ではないけれど幸せ
親と良好な関係を築いているという20代男性は、「うちはあまり裕福とはいえない家庭ですが、親とは仲良くしているので不満はありません。どんなときでも大切にしてくれているのを感じますし、これからは少しでも恩返ししていきたいです」と話す。
他人をうらやましいと思うこともあるが、「裕福な家庭に生まれてきた人を見ると、嫉妬心を持つこともあります。ただうちの親は、お金では得られないものをたくさん与えてくれているので…」と感謝の気持ちを漏らした。
親を思い感謝する気持ちはとても尊く大切だが、一方で、誰もが漫画やドラマで描かれるような“温かい家庭”で育つわけではないことも、改めて考えされられる。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
対象：全国10代～60代男女1,000名 （有効回答数）
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