舛添要一氏、メディアによる誤読を指摘 「正しい日本語が廃れるのは悲しい」
メディアに登場する有識者による誤読について指摘し、違和感を訴えた舛添要一氏。ネットユーザーからも共感が。
■ネットユーザーも共感
舛添氏の言うように、本来「他人事」は「ひとごと」だが、誤った読み方などが広く用いられて定着した“慣用読み”として、「たにんごと」を紹介している辞書もある。
舛添氏のツイートに、インターネットユーザーからは「うがった見方も誤用が多いそうですね…」「有識者ほど『世論』を『せろん』と言っている人が多いような気がします」と共感する声が寄せられている。
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■メディアの誤読を指摘して「悲しい」
先日も指摘したが、有識者まで「他人後(ひとごと)」を「たにんごと」とテレビで誤読する。この間違いと対に使われるのが「自分事(じぶんごと)」という変な表現だ。普通は「わがこと」である。昨日の毎日新聞は「人ごと」と表記していた。これなら誤読はないが、正しい日本語が廃れるのは悲しい。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) March 29, 2022
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)