羽田空港発のラーメン自販機、今度は東京駅に設置 実際にラーメンを食べてみると…
羽田空港、芝浦パーキングエリアにラーメン自販機が設置されて約2週間。早くも好評の声が続々とあがって…。
■実際に食べてみると…
4月上旬、羽田空港のラーメン自販機に足を運んだ。前回訪れた際は、まさかの「販売休止事件」で食べることができなかったため、今回はリベンジだ。
まず、タッチパネルで味を選ぶ。この日はあっさり系を食べたい気分だったため、塩ラーメンをチョイス。
Suicaで決済して待つこと約2分…。ピーッと音が鳴って完成。ちなみに食べる場所は、自販機のすぐ近くにイートインコーナーがあるため、ここで座って食すことができる。
具材は鶏チャーシューにネギ、メンマ、そして柚子が入っている。まずはスープをひと口。…熱い。記者は猫舌ではないが、冷まさずに口に運ぶと火傷しかねないほどの熱さだ。すごい…!
スープは鶏の風味が強く、塩というよりは鶏白湯に近く、あっさりしつつもコク深い。麺は細めで少し柔らかめ。スープとの相性も抜群で、箸が止まらることなく、あっという間に完食。
このクオリティのラーメンがいつでも食べられるのであればうれしい。いや、だいぶうれしい!
関連記事:栃木で遭遇した自販機、防御力が高すぎる… 「設置の理由」が最高にエモかった
■導入先での反響
6日、東京駅でラーメン自販機の生みの親であるYo-Kai-Expressがイベントを開催した。イベントには、東京駅に設置する東日本旅客鉄道、芝浦パーキングエリアに導入した首都高速道路サービス、羽田空港に設置した日本空港ビルデングの役員や代表取締役も出席。
すでに自販機を設置していた2か所での反響も語られた。日本空港ビルデングは、「お客様からは熱々のラーメンを食べられることを喜ぶ声があがっています。また、出てきたラーメンの写真を撮って、SNSに投稿するなど、新しい空港での過ごし方になればと思います。空港を利用されるすべての人がいつでも温かいラーメンでお腹を満たし、仕事やレジャーに向かう活力となれば幸いです」とコメント。
首都高速道路サービスも、「当社のお客様の中には、日夜、日本の物流を支えるドライバーの方々も数多くいらっしゃいます。そうした方々においしくて温かい食事を24時間365日提供するのが長年の課題でしたが、今回の導入でその解決策が見えた気がします」と多くの人の役に立つことを強調。
半月足らずで早くも絶賛する声があがっているラーメン自販機。旅行や帰省の際に、熱々の一杯を楽しむのもありかもしれない。
・合わせて読みたい→喉カラカラの男性、究極の選択に遭遇… クセが強すぎる自販機が話題に
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)