杉村太蔵、アメリカ頼みの国防を不安視 「日本って本当に大丈夫かと」

イラク戦争や湾岸戦争と異なり、ロシアのウクライナ侵攻では軍事介入しないアメリカ。これに杉村太蔵は日本の国防を不安視する。

2022/04/10 12:55

杉村太蔵

10日生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、薄口政治評論家の杉村太蔵がレギュラー出演。ロシアとウクライナの戦争に絡め、日本の国防を不安視した。



 

■軍事介入しないアメリカ

番組中、ロシアとウクライナの話題でMCの爆笑問題・太田光が“核の抑止力”に言及。核保有国・ロシアにはアメリカでさえ手出しできない現状から、「抑止力は効いているという証明」と現状分析する。

これに杉村は、「米露では効いているけどウクライナとっては何も効いていない!」と指摘。続けて、「日本は専守防衛、盾の役割。何かあったらアメリカが矛の役割で攻撃してくれるって思ったけど…」と日米安保に触れ始めた。


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■日本の国防を不安視

「ウクライナは(アメリカと)同盟関係ではないけれど、ここまでの惨状になったとしても、アメリカは矛を示さない。ひたすら盾の供給」と、アメリカが武器供与といった支援に留まり、軍事介入しないことを指摘した杉村。

そして「ってことを考えると、明日の日本って本当に大丈夫かと」と、アメリカが動かなければ機能しない日米安保体制を不安視した。

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