ロシア軍が放射性の「お土産」を略奪か ウクライナは「ダーウィン賞を受賞すべき」
持ち歩くだけで危険な放射線源を戦利品に? ウクライナの政府機関が危険性について警告している。
■持っているだけで命の危険も
原子力会社はこうした放射線源について、ほんの少量であっても、取り扱いを誤ると命に関わる危険があると述べた。
「このような戦利品を2週間持ち歩くと、確実に放射線熱傷になります。さらに放射線による原子病や、体内で不可逆的なプロセスが始まるでしょう」と管理局は警告している。
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■「ダーウィン賞」を贈るべき?
なお、管理局はロシア軍に対して、愚かな行為で自身の寿命を縮めてしまった個人などに送られる「ダーウィン賞」を受賞すべきとも主張している。
「このような行為は、赤い森のほこりを吸い込んだ愚か者からさえダーウィン賞を奪うだろう」と、ロシアの兵士たちが保護装置なしでチョルノービリ周辺の森林、通称「赤い森」に入ったという報告に言及した。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)