小池都知事、BA.2株への置き換わりを説明 カギは若い世代のワクチン接種
小池都知事が定例会見を実施。基本的な感染防止対策の徹底と若い世代のワクチン接種を訴える。
15日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。現在の感染状況と、3回目のワクチン接種について言及した。
■BA.2株への置き換わり
24日まで「リバウンド警戒期間」の東京都。新型コロナウイルスの感染状況については、「(専門家の分析によると)流行の主体がBA.2株にほぼ置き換わったということです。BA.2株はBA.1株と比べて感染力が高いので、引き続き気を緩めることなく、基本的な感染防止対策の継続をする必要がございます」と小池都知事は注意を呼び掛ける。
他の地域では、新規陽性者が増加傾向になっている府県もあり、厳しい状況は続く見通しだ。
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■ワクチン接種の呼びかけ
感染の連鎖を断ち切るために必要となってくるのがワクチンと繰り返し説明してきた小池知事。
これについては、「特に若い方へのワクチンの3回目接種を呼び掛けるメッセージを発出しております。都といたしましても、接種の加速に向けて都の職員が企業・大学や飲食店など、直接訪問いたしましてワクチンの接種を働きかけております」と説明する。