太田光、物議醸した河瀨直美監督の祝辞に理解 「政治的主張したわけじゃない」
物議を醸している河瀨直美監督の東大入学式祝辞に、爆笑問題の太田光が理解を示した。
東大入学式での祝辞が物議を醸している映画監督・河瀨直美氏に対し、爆笑問題の太田光が17日生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で理解を示した。
■“学問”の観点から理解
太田は「河瀬監督の東大の祝辞なんだけど…」と自ら言及すると、「決して政治的主張をしたわけじゃなくて。あれは東大に入って学問の入口に立ってる新入生に向けての祝辞であって」とコメント。
「『ロシアを悪と決めつけていいのでしょうか?』ってひとつの問いかけであって、河瀬さんがロシアを正義だと言ってるわけではない」と擁護する。
さらに、「しかも、政治的主張じゃなくて学生に向けて、学問っていうのはこういうことに疑問を持つ、当たり前に思ってることに…」と続けていく。
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■重ねて理解を示す
太田は続けて、「じゃあ殺人にすらね、悪だってことになってるけど、それは果たして本当かってところを…」と主張を展開。
「だから、すごい危険性は含んでるんだけど、学問の場っていうのはそういう当たり前の問いに対して、自分が思ってる正義に対して『本当だろうか?』って問いかけるっていうことなんですよ、っていう学生たちへのメッセージなんであって」「決して政治的主張をしたわけじゃない」と自身の解釈を述べた。