女児の遺体を次々と盗んだ男 精神科病棟から退院の可能性に遺族が動揺
「遺族に謝るつもりは一切ない」。悪質な行動に及んだ男は、そう発言したという。
■退院する可能性が浮上
男の逮捕から10年以上が経過する中、精神科医たちからは「これ以上、入院させておく理由はない」という声が上がり始めた。
それにより、男を家族か友人と同居させる、もしくは施設に入れるという選択肢が急浮上。男もかねてより自由になることを望んでおり、「ガールフレンドと結婚したい」「外国語の指導者として働きたい」などと話していたという。
関連記事:元カノと元妻の殺害をライブ配信で広めた男 自殺で締めくくる惨劇に
■ショックを受けた遺族の声
遺体を盗まれた母親のひとりはさっそくメディアの取材に応じ、「回復したなんて信じられません」「また同じことを繰り返すのではないでしょうか」とコメント。男の行為をグロテスクだと批判し、死ぬまで精神科病棟にいてほしいとも語った。
子供に先立たれるという悲劇に加え、遺体を奪われる苦しみを経験した多くの親たち。その気持ちを踏みにじった男が、社会に復帰するとしたら…。今後の当局の動きに、遺族を含む多くの人が注目している。
・合わせて読みたい→父親が16歳娘を焼き殺した容疑で逃走中 男友達との電話を「許さない」と激怒
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)