小池都知事、GWのコロナ感染拡大を危惧 若い世代の3回目接種を促す
小池都知事、ゴールデンウィークでの感染拡大を懸念。都の大規模接種会場での3回目接種を促した。
22日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。現在の感染状況と、3回目のワクチン接種について言及した。
■予断を許さない状況が続く
会見冒頭、新型コロナウイルスの状況について触れた小池都知事。「現在感染者数、重症者数ともに減少傾向にあります。これはこの間、都民の皆さま、事業者の皆さまに大変ご協力いただいております」と感謝の気持ちを述べた。
50%以上が緊急事態宣言発令の目安となる病床使用率は23.6%(4月21日時点)となっているものの、今後ゴールデンウィークも控えていることから予断を許さない状況が続く。
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■リバウンド警戒期間を延長
東京都としては4月24日までの予定であった、「リバウンド警戒期間」を5月22日まで延長することを決定。
小池都知事は、「感染の再拡大も懸念されていますので都民の皆さまと力を合わせて、何としても感染の抑制を図ってまいりたい。このように考えております」と力強く説明した。