今のコロナ対策を続けるべき？　男性の3人に1人は日常に戻る「欧米流」を支持

■高齢者ほど日本流

今回の調査結果を年代別に分析していると、興味深い傾向が判明。欧米とも中国とも異なる、やや曖昧な日本型の対策を支持する人は年齢が上がるほど増え、60代では86.7％に。一方で、10〜20代では57.0％にとどまっている。

重症化リスクが高い世代は、経済活動より目の前のコロナ対策を求めるのだろうか。そのしわ寄せを受ける若年層には、不満が溜まりつつある様子もうかがえる。

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■男女も顕著に

男女別でも意識差が顕著だ。「欧米のようにかつての日常に戻るべき」と答えた人は、男性では33.1％だが女性では23.1％。男性ではすでに3人に1人がコロナ対策の大きな転換を求めていることがわかった。

2年以上続くコロナ禍が、彼らのビジネスや働き方などに影を落としている可能性も高い。

とくに高齢者と女性からは堅い支持を集めているように見える日本のコロナ対策だが、本当にこのままで良いのか。バラバラの道を行く各国の、どこに「正解」があるのかは未来だけが知っている。

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（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）