高校生コスプレイヤーの下着にカメラを… 卑劣な「盗撮ローアングラー」を問い質した
「ニコニコ超会議」で盗撮らしき行為を行う集団が。記者はその1人を直撃した。
コスプレイヤーとカメラマンが交流を楽しむコスプレイベント。近年、そこを荒らす悪質な盗撮ローアングラーが跋扈している。記者は会場で彼らを追跡した。
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■3年ぶりの復活
3年ぶりのリアル開催となった「ニコニコ超会議」が29日、千葉・幕張メッセで開幕(開催は30日まで)。毎年多くのニコニコ動画ファンを集めてきた一大イベントだったが、過去2大会は新型コロナウイルスの影響でリアル開催が中止になり、ファンの待望に応えるよう復活を果たした形だ。
ブース立ち並ぶ会場には多くの来場者があり活況。コスプレ広場でもコスプレイヤーとカメラマンが大勢集まり、各地でストロボのフラッシュが飛び交っていた。そんな中、取材を続けていた記者は、会場の端でとある奇妙な光景を目撃した。
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■初心者コスプレイヤーを狙う卑劣
まだあどけない制服姿の女性コスプレイヤーを、深く帽子をかぶった男性2人が取り囲んでいたのだ。
一人が「ではこっち向いてください」とカメラを構えると、もう一人が素早く背後に回り込み、スカートの下からライトを焚き、ビデオカメラを女性の股間めがけて構える。盗撮行為だ。
女性コスプレイヤーがその異変に気が付き後ろに振り返ると、今度は正面にいた男がローアングルでビデオを構える。装備は一般カメラマンが会場で使用しない目がくらむほど強烈な照明装置と、第3者から撮影画面が一切見えないよう加工された囲い付きモニターが特徴だ。
そんな悪質“盗撮ローアングラー”らの被害にあったのは、アニメ、動画が大好きで初めてニコニコ超会議に来場した、コスプレ初心者の女子高校生だった。