笠井信輔アナ、観光船事故報道での永島優美アナの涙に共感 「伝え手にとって貴重」
フジテレビの後輩・永島優美アナが生放送中に涙を流したことについてつづった笠井信輔アナ。ファンからも賛同の声が。
■ニュースに「寄り添う」とは
永島アナが、手紙を読み終えた後で謝罪したことにも触れ、「アナウンサーのバランスとは、そういうものです。アナウンサーは報道においてはなるべく喜怒哀楽を安定させなければならないという基本はあります。でもそれはあくまで基本です。人に寄り添うとは、ニュースに寄り添うとはこういうことだと思うのです」と述べた。
自身もフジテレビ時代に、感情を表に出しすぎて批判されたことを振り返り、「その反省に立った上で、それでもアナウンサーは自らの感情を封印しすぎることはないと思うのです」と主張。
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■「良いアナウンサーになった」と称賛
情報番組のアナウンサーに対して「自分の感情をもう少し出してもいいのかなと思うことがあります」とし、日本テレビ系『news every.』でキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーの名前を挙げて「感情表現がとても豊かで、温かな気持ちになります」と紹介した。
さらに、永島アナについて「6年前にめざましテレビのメインキャスターに就任したときには『真面目すぎて永島に務まるのか』と不安の声ばかりでした。本人も悩んでいました。しかし様々な現場に取材に行っていろいろな人生模様を体感してきたことは無駄ではなかった。良いアナウンサーになったと思います」と改めて称賛。
「かなり上から目線で申し訳ないんですが、フジテレビの先輩ということでお許しください。一刻も早く遭難した皆さんが、見つかることを祈って…」と結んでいる。
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■ファンからも賛同の声
笠井の投稿に、ファンからは「私も笠井さんと同様、かえって身近な温かい番組だと感じました」「血の通った人間味のあるアナウンサーだと思えます」「あのシーンは、とても心を打ちました」と賛同の声が寄せられた。
その一方で、手紙の内容が詳細に報じられたことについて「自分だけの宝物としてしまっておきたいお手紙だったかと思うと、複雑な気持ちです」「もう少し慎重になるべきではなかったのかと」といったコメントも届いている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)